第109回七福寄席 桂よね吉 桂二乗 平成30年10月17日(水) ①大入り
- Wed
- 15:00
- 落語
10月は、祭りの季節。
その割には、たくさんのお客様が並んでくれました。

まずは、桂二乗さんから。

前に一度出させていただきました。
第28回ですね、今から 80回ほど前なんですが、何となく覚えてるぞって方 いらっしゃいますか?
あーー、お一人だけですか。
ありがとうございます。
これだけいらして お一人だけですか。
前回来た時も 大入り満員だったんですが、前回いらした方々は お亡くなりになったんか・・・。
(笑)
関西は お笑いに対してあたたかい文化でして、でございますね。
このあたたかい分、お笑いに厳しいという面もございまして、仕事帰りに 近所の居酒屋で一杯飲んで帰ったりするんですけど、居酒屋なんかで、自分が落語かだというと どえらい目に合うんです。
(笑)
一人でビール飲んで 串カツ食べていましたら、隣のおじさんが話しかけてくるんです。
「にいちゃん、仕事何してるんや?」
「知らないと思いますが、米朝一門の 桂二乗といいます。よかったら名前だけでも覚えて帰ってください。」
というと、
「にいちゃん、落語家さんかいな~。 じゃあ、串カツとかけて!」
急にふられると困るもんですが、どうにかできました。
「串カツとかけて、お坊さんへのプレゼントと説きます。
その心は・・・、衣をあげ(揚げ)ます。」
すると、ちょうど、こういう 空気になるんです。
(笑)
この後は、3歳の娘さんの話や、京都の家の近所でウサギを保護した時の話で 会場を沸かせる!

演目は、
第1部が、『短命』
第2部は、『癪の合薬』

第2部では、1歳児 2歳児の 前で落語をした時の話でお客様を笑わせる!
上の写真は、その時に教えてもらった、『キャベツのなかから』 の指遊び。
(^-^)
続いて、桂よね吉師匠。

109回目なんですね。
かなりやっていますね。
かなりやってまして、109回のうち、私は呼んでもらっていないんンです。
ここでやっていることすら、知りませんでした。
(笑)
ここ姫路は うちの大師匠の桂米朝の故郷でして、姫路の名誉市民。
私は、米朝の孫弟子でして、米朝、吉朝、よね吉 となるわけです。
噺家というのは、変わってまして、師匠の家に住み込みで修行するわけですよ。
本来なら、師匠の 吉朝の家に住み込むんですが、私が吉朝のところに寝泊まりをすると、吉朝の寝るところがなくなるんですね。
(笑)
家が狭かったんです。
ですから、吉朝の弟子はみんな米朝の家に住まわせてもらったんです。
私が入ったのがちょうど 23、4年前になるんですが、そん時は米朝というのは普通のおじいさんでした、まあまあ ちょっと落語の上手なおじいさん、嘘でございます、だいぶと落語の上手なおじいさんでした。
(笑)
で、私が住み始めて、一か月で人間国宝になったんです。
私が入って一か月ですよ!
これはもう、私のおかげといわざるをえないです。
(笑)
どなたか、家にあるものが ある日突然 国宝になるのを見たことある人いますか?
普通にご飯食べていた人が、いきなり人間国宝になるんですよ。
米朝の茶の間に、どんと 姫路城ができるんです!
来る日も 来る日も 胡蝶蘭が来るんです。
胡蝶蘭の世話ばかりしないとダメなんで、花屋に就職したみたいです。
(笑)

第1部では、わざわざ ご自身で MDの機械を持ち込んで、ハメ物をいれてくださり、とても臨場感のある舞台でした。
見えを切ったら、拍手喝采でした!
(^-^)
演目は、
第1部が、『芝居道楽』
第2部は、『子別れ』

第2部では、子は鎹(かすがい)ということで、かすがいの絵の手ぬぐいを披露。
演じ終わって お客さんが帰るときには、たくさんのお客様が、「泣かせてもろたぁ。」 っておっしゃってました。
来月は、11月21日(水)
出演、桂文之助 笑福亭縁
9周年記念寄席となります。
お楽しみに!
その割には、たくさんのお客様が並んでくれました。

まずは、桂二乗さんから。

前に一度出させていただきました。
第28回ですね、今から 80回ほど前なんですが、何となく覚えてるぞって方 いらっしゃいますか?
あーー、お一人だけですか。
ありがとうございます。
これだけいらして お一人だけですか。
前回来た時も 大入り満員だったんですが、前回いらした方々は お亡くなりになったんか・・・。
(笑)
関西は お笑いに対してあたたかい文化でして、でございますね。
このあたたかい分、お笑いに厳しいという面もございまして、仕事帰りに 近所の居酒屋で一杯飲んで帰ったりするんですけど、居酒屋なんかで、自分が落語かだというと どえらい目に合うんです。
(笑)
一人でビール飲んで 串カツ食べていましたら、隣のおじさんが話しかけてくるんです。
「にいちゃん、仕事何してるんや?」
「知らないと思いますが、米朝一門の 桂二乗といいます。よかったら名前だけでも覚えて帰ってください。」
というと、
「にいちゃん、落語家さんかいな~。 じゃあ、串カツとかけて!」
急にふられると困るもんですが、どうにかできました。
「串カツとかけて、お坊さんへのプレゼントと説きます。
その心は・・・、衣をあげ(揚げ)ます。」
すると、ちょうど、こういう 空気になるんです。
(笑)
この後は、3歳の娘さんの話や、京都の家の近所でウサギを保護した時の話で 会場を沸かせる!

演目は、
第1部が、『短命』
第2部は、『癪の合薬』

第2部では、1歳児 2歳児の 前で落語をした時の話でお客様を笑わせる!
上の写真は、その時に教えてもらった、『キャベツのなかから』 の指遊び。
(^-^)
続いて、桂よね吉師匠。

109回目なんですね。
かなりやっていますね。
かなりやってまして、109回のうち、私は呼んでもらっていないんンです。
ここでやっていることすら、知りませんでした。
(笑)
ここ姫路は うちの大師匠の桂米朝の故郷でして、姫路の名誉市民。
私は、米朝の孫弟子でして、米朝、吉朝、よね吉 となるわけです。
噺家というのは、変わってまして、師匠の家に住み込みで修行するわけですよ。
本来なら、師匠の 吉朝の家に住み込むんですが、私が吉朝のところに寝泊まりをすると、吉朝の寝るところがなくなるんですね。
(笑)
家が狭かったんです。
ですから、吉朝の弟子はみんな米朝の家に住まわせてもらったんです。
私が入ったのがちょうど 23、4年前になるんですが、そん時は米朝というのは普通のおじいさんでした、まあまあ ちょっと落語の上手なおじいさん、嘘でございます、だいぶと落語の上手なおじいさんでした。
(笑)
で、私が住み始めて、一か月で人間国宝になったんです。
私が入って一か月ですよ!
これはもう、私のおかげといわざるをえないです。
(笑)
どなたか、家にあるものが ある日突然 国宝になるのを見たことある人いますか?
普通にご飯食べていた人が、いきなり人間国宝になるんですよ。
米朝の茶の間に、どんと 姫路城ができるんです!
来る日も 来る日も 胡蝶蘭が来るんです。
胡蝶蘭の世話ばかりしないとダメなんで、花屋に就職したみたいです。
(笑)

第1部では、わざわざ ご自身で MDの機械を持ち込んで、ハメ物をいれてくださり、とても臨場感のある舞台でした。
見えを切ったら、拍手喝采でした!
(^-^)
演目は、
第1部が、『芝居道楽』
第2部は、『子別れ』

第2部では、子は鎹(かすがい)ということで、かすがいの絵の手ぬぐいを披露。
演じ終わって お客さんが帰るときには、たくさんのお客様が、「泣かせてもろたぁ。」 っておっしゃってました。
来月は、11月21日(水)
出演、桂文之助 笑福亭縁
9周年記念寄席となります。
お楽しみに!
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